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(すしざんまい 木村清社長に敬意を表し)


ソマリア沖海賊が2015年はゼロになっていた

外務省のHPにある「 ソマリア沖・アデン湾の海賊等事案の現状と取り組みを見てほしい。

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2007年ごろからソマリア沖やアデン湾にて海賊行為が横行していた。
つい数年前までは海賊行為が年間200件以上発生し、世界各国の船員と物資が不当に略奪されていた。
日本の船も例外ではなかった。

日本人および日本の船舶を守るために、日本国政府はソマリアの隣国ジブチに初の海外基地を設置し、自衛隊を派遣して、船舶の護衛をしていることは、あまり知られていない。
それほど、危険な海域なのだ。

それが、2012年を境にして、海賊の発生は急激に減少を続けとうとう2015年は0件となった。



この海賊の減少には「すしざんまい」のすごい取り組みがあった

僕の職場の近くに「「すしざんまい」がある。
よくバラエティに、そこの社長が登場しては、両手を広げて「すしざんまい~」とやるので、ユニークな社長だなという印象を持っていた。
ユニークなのは、そのキャラクターだけではなかった。
ビジネスにおいても、誰もが発想をしないことをやってのけた。

ソマリア沖は、もともとキハダマグロのいい漁場であった。
ところが海賊がでてきて、漁どころではない。

そこで木村社長は一計を案じた。

海賊も好きでそういう行為をしているわけではない。
お金が無いならマグロを獲ればいいじゃないか。自分で稼いだ金で家族を養うという、誇りを持った人生にしなくちゃいかん――と、海賊を説き伏せた。

ところが海賊にはマグロを取る船も技術も冷凍倉庫もない。さらに売ることもできない。

木村社長は、それらすべてを個人の力で解決をしていった。

詳しくは、「すしざんまい」が年間300件の海賊被害をゼロにという記事を読んでほしい。




おいしいマグロを提供したいという思いが、長年の国際問題を解決した

木村社長の日本においしいマグロを提供したいという純粋なる思いがあった。
キハダマグロを手にいれるにはソマリア沖しかないという考えのもと、ソマリアまで出向いていった。

当時も、そして今日現在もソマリアはレベル4の渡航退避勧告がでているほどの危険区域である。
そこに話にいくだけではなく、漁をしにいくこと自体、発想が飛んでいる。

結果として、ソマリア人は海賊を捨て、真の海の漢として漁師になって帰ってきた。

こういう企業理念・・・・すげえかっこいいな。

感動した方は、ぜひすしざんまいへ!!
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